ツリークライミングって

鈴木達志

2007年12月01日 00:03

ツリークライミングで遊びました。



とーっても舐めた格好ですので、関係者の方は見なかったことで(笑)。
サンダルでやってます・・

さてさて、フリークライマーの私メにとりまして、ギアをみたときの第一声は、「何よ!この古めかしいギアは!」(笑)。

いかにも洗練されていないシットハーネス。
無骨で、色もダサイ!なによりベルト部分の金具がチャッチイ!
ビナホルダーは、まるで工事関係者の使うオモチャ!
【専門用語解説(笑)】
※シットハーネス=安全ベルトです。ロープとカラダを固定するものです
※ビナホルダー=カラビナ(100円ショップで売っているのはおもちゃです)を取り付けておくための場所

ビナは、これまた数十年前に絶滅したと思っていた鉄ビナのスクリュー・・
さらに三角ビナ!ときたもんだ。

なんだなんだ!このツリークライミングっていうのは!
確か、アメリカ人が持ち込んだっていう割には、実にアメリカナイズされてないじゃあ、ありませんか。近頃のアメリカ文化は落ちたのか、それとも?
こんなダサイ古めかしい、重いギア使わんでも、私のギアのほうが良いじゃないかい!

と、と、と思ったのも登り始めるまで・・・でした。
なるほど、この尻まで覆うような不必要にバカでかいヒップハーネスは全体重を支えるには実に快適!クライミングでは、このようなスタイルをとることは殆ど無いし、ハング帯でビレイとる時ぐらいだもんね。なるほど、なるほど。良く考えられているじゃあ、あーりませんか。

登り方は実に単純明快そのもの。
要するに、プルージック(ロープの結び方の一種。上へは進むけれど、下には行かない・・ので馬鹿と煙のような高所好きな方には御用達のロープワークなのです)の応用編。
コレばかりは、「古い!ダサい」は否めませんでした。(だって、もっとラクな方法をいつも使っているんだもん!)
ユマール(面倒くさいプルージックじゃなくて、機械式。理屈は同じ)でヒョイヒョイですからね。
足のプルージックだって丸ロープじゃあ、なくって平テープにして・・アブミかければもっと良し。
足が抜けにくくするような小細工かまして・・
「あーだ、こーだ。こうっすりゃ、もっといいし、あーすりゃラクちんだし・・」

と、と。思っていたら・・・
「だってこれ遊びだし」と一言。
「子どもだって遊ぶんだぜ」との追い討ちが。

そうなんです。これ、遊びなんですよね。
要するに、「誰でも登れる楽しい木登り」なだけじゃん。

クライミングしてると、どうも偏った考えになってしまってだめです(笑)。
遊び!遊び!。

よしよし、これなら裏山でたっぷりと遊べるぞぉ!と。
裏山の大家さん。
これ、楽しめますので、いい木見つけておきますネ。

どっか探せばケービングロープあったはず・・
あれ?これって何か資格いるの?そういえば・・・
ちょっと心配だけれど・・でも遊びですからねぇ


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