ヒメシャラの巨木

鈴木達志

2007年12月12日 17:48

ヒメシャラの巨木です。
姫沙羅と書きます。
このシャラは、「ナツツバキ」を指していて、こちらよりも花も葉っぱも小柄なので、「姫」と名づけられたそうです・・・
伊豆山稜線、仁科峠からツゲ峠へ向かうトレックコースには、こんなヒメシャラの巨木がたくさんあります。



赤い幹は、とても良く目立ち特にガスがかかった日などは、幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。ツルツルの幹ですが、剥け始めは撫でると鱗のようにボロボロと落ちてきます。
箱根のヒメシャラ林は有名ですね。天然記念物にも指定されているほどです。
ブナと混林しているので、伊豆山稜線では目立つ存在です。
晴れている日もいいのですが、ガスがかかった日などは、この赤色が乳白色の中に溶け込むようで美しく、私は好きです。白い花は夏に咲き、椿の花に似ています。花弁のオレンジ色が白とよく映えますのできれいなんですね。

落葉高木なので、今の時期は丸裸!です。




 プロガイドと歩く楽しいトレッキング。
 春には馬酔木の白いアーチや山桜に包まれ、ミツバツツジ、ブナの新緑。
 秋の紅葉、そして霧氷に覆われた冬まで四季折々の美しさを堪能できます。
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