答志島、美多羅志神社

鈴木達志

2010年03月12日 18:00







三重県『答志島』。
3月2日から5日まで滞在し、目いっぱい勉強させてもらいました。
地域資源が豊富な答志島、歩いていて発見だらけでした。

「これは、伊豆とは違うな」
「こんな体験もできるだろうな」
「この資源使えばもっとできるかも」

答志島は伊勢湾の入り口にある周囲26.3kmの小さな島。
漁業が主たる生業で今の日本では珍しい位に活気があります。
3つの集落があり、面白いのは同じ島内でも方言が違うのだそうです。
西伊豆も集落ごとに若干の方言の違いがありますが、大体わかります。
それほど違う方言ということには何か意味があるのかも…
そして、一番の特徴は「寝屋子制度」が残っていること。
子どもたちが夕食後、一軒の親元に集まって集団生活をする制度。
寝親と呼ばれる人のもとに子どもたちが数人集まって暮らす…
縦割りの社会や集団生活の基礎が子どもの世代に築かれるのです。

これは、安良里や田子にも以前はあった習慣ですが、廃止されています。
60代の方まで続いたようですが、残念です。
今、日本では答志島だけ。

そんな答志島、2日間目いっぱい歩きますよ!
まずはじめは「美多羅志(みたらし)神社」から。
みたらしっていうと団子を思い出してしまうのは私だけ?














この木の形、『龍』に似ていませんか?
御案内していただいた浜口さんが発見したのだそうです。
今まで全く気付かなかったのに、「ハッ」としたとの事。
もしかしたら、龍のお告げだったかも。

『美多羅志龍』
















「伊勢神宮に似てますね」

やはり、伊勢神宮と同じ式年遷宮の儀をするのだそうです。
そして、お詣りする際は履物を脱いで白玉石を歩くこと!
これは答志島ルールですね。
私のような外から来た人にとっては全く知らない礼儀でした。
間違いなく、観光客は靴は脱ぐことはしないでしょうね。
これは、島民が見たら嫌な気持ちになることは必定!
ならば、お互いに気持ち良くできるようにしましょう。

『お参りの作法を教えてあげる』

小さな看板で構わないと思います。
いかがでしょうか?














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