マムシ草
5月頃からスクスクっと伸び始めて目につくようになる植物...
夏が終わる頃には赤いとうもろこしのような実が付く...
食虫植物のような花の部分が、蛇のように立ち上げっている...
茎の模様が蛇に見える...気持ち悪い?
「
マムシ草」
このマムシ草、大きく育ってくれば目立ちます。
では、なぜ目に付かないかというと、この植物は面白いことにタケノコのように発芽します。つまり、葉っぱは後から出てくるのです。あっという間に大きくなるのもタケノコに似ています。
やがて、食虫植物のような花..というよりも葉っぱ?が育ってきて、まるでマムシが立ち上がって、鎌口を垂れているように見えます。
これが花なの?って感じです。
真夏には、緑のトウモロコシのような実が育ち始めるんですね。
びっちりと詰まっています。
これが、秋になると徐々に赤く色づいてきます。山歩きしているとドキっとするような赤なので、かなり目立ちますので、誰でも気が付くことでしょう。
かなり遅くまで(場所によっては初冬まで)実を付けています。
ブナ原生林をトレッキングしていると、かなり目にします。
サトイモ科なので食べると美味しそうなんですけど・・・苦くてまずいです(笑)。
また、よく似ているのが「ウラシマ草」。こちらには花がヒゲのように伸びてます。
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