「落とし文」和菓子じゃないよ
おとしぶみ..と聞くと和菓子を連想したあなた!
茶の道の達人ですか(笑)。
こちらの「おとしぶみ」は食べられません。
小さな緑色の物体、見つけたことありますか?
自然界では『おとしぶみ(落とし文)』と呼ばれています。
渓流沿いに流れていることが多くあります。
これは葉っぱを丸め包んだ芸術作品!
いったい、誰が作ったの?
実は、なんと虫が作るんです!
虫ですよ、虫。
虫のすごさ、実感できます。
ヒメクロオロシブミという1cmほどの小さな昆虫。
作っている時は見たことがありませんので図鑑で調べると、これまたスゴイ。
自分の眼で確認したくなりました。
いつかはきっと!
コナラの葉脈を切り、葉をしおれさせるところから始まります。
これまた、賢い知恵ですね。
次に先端から巻き込み始め、折り曲げてしっかりと巻き込んだら産卵。
葉脈を一本残してますのでゆらゆらと枝につながってます。
これが揺りかごに見えます。
風が吹けば、コレが落ちて渓流に運ばれてきたのですね。
ごめんね。
どうしても中を見たくなっちゃいました。
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