2008年03月13日
ブナの幹につく氷は貯水ダムの証拠

ブナの巨木にびっしりと氷がついていました。
他の木には、こんなことはありません・・
なんで?
ブナは水を葉や枝を使って幹へ集めるような仕組みになっているのです。
雨の日のブナを見たことがありますか?
幹はさながら、滝のようです。
手を当てれば、水が腕を伝って流れ落ちるくらいです。
自然の恵みを、上手に利用すようになっている、
いわば、天然の貯水システムですね。
雨の後でしか、わからない、こんな貯水システムも、雪の日なればこそ・・
雪が溶けて流れ落ちた通路が氷になっているで証明できますね。
これを見たときには、さすがに唸りました。
自然のシステムって驚かされることばかり・・。
一つとして人間では作り出すことができない壮大さ。
西伊豆のブナ林も春の芽吹きが始まる季節・・
これからが生命力を感じる新緑が始まります。
<山稜線トレッキング>

プロガイドと歩く楽しいトレッキング。
春には馬酔木の白いアーチや山桜に包まれ、ミツバツツジ、ブナの新緑。
秋の紅葉、そして霧氷に覆われた冬まで四季折々の美しさを堪能できます。
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Posted by 鈴木達志 at 23:17│Comments(2)
│伊豆山稜線ガイド紀行
この記事へのコメント
ブナ=木偏に無し=木無…と書いてブナって読むんだけど、第二水準にもないね。
「木では無い木」と言う意味なんだろう。
ブナって水分が多い。いわゆる白太の部分が多い。この水分が多いために貯水量も凄いけど、その水分が多いため腐りやすいと言う性格がある。立っている間に腐ってしまうブナもあるようです。天然乾燥させている間に腐ってしまうブナもあるようです。
「木では無い木」と言う意味なんだろう。
ブナって水分が多い。いわゆる白太の部分が多い。この水分が多いために貯水量も凄いけど、その水分が多いため腐りやすいと言う性格がある。立っている間に腐ってしまうブナもあるようです。天然乾燥させている間に腐ってしまうブナもあるようです。
Posted by サムシング田中 at 2008年03月14日 12:40
サムシング田中さん。そうですねぇ、そう言えば立ち枯れ多い気がします。ブナの倒木にはキノコが生えるので、倒れても私たちを喜ばせてくれる木ですね。
ブナの由来書いてみます
ブナの由来書いてみます
Posted by 鈴木達志
at 2008年03月14日 22:21

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