2010年02月10日
徳川吉宗公、拾い親

刺田比古神社。
八代将軍「徳川吉宗」にかかわりの深い神社なのです。
吉宗は厄年の子として誕生と同時に捨てられました。
そして、このときに拾い親となったのが刺田比古神社の宮司だったのです。
昔は厄年に生まれた子どもは、捨て子にすれば元気に育つという風習があったそうです。
そのために吉宗公も、和歌山城の追廻門に捨てられ、宮司が蓑と箒で拾ってきたことから拾い親とされています。
吉宗公は紀州藩主となってから神田を寄進したり、将軍になってからや二百石や黄金装飾の太刀(国宝)、神馬を献上しています。

この刺田比古神社は、住宅地の中にひっそりとあって、案内板などは一切ありません。
地図を頼りに探し当てるような楽しさがありました。
横道に入ると大きな近代住宅の連なる中に位置する刺田比古神社。
和歌山県和歌山市に行かれたら、ぜひ行ってみてください。
Posted by 鈴木達志 at 18:00│Comments(0)
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