2010年09月26日
文化伝承、櫓漕ぎの会


田子は昔、カツオ漁で栄えた港。当時は砂浜が広がり大型舟は沖合に停泊。小さな伝馬船(てんません)で人やカツオをのせて舟と陸とを往復していました。一人前の漁師になるための登竜門が櫓をつかって上手に舟を操ること。これを「櫓漕ぎ(ろこぎ)」と言います。昔ながらの伝統技術を今に伝えてくれるのは、「櫓漕ぎの会」のメンバー。おじいちゃん達ですがカツオ船にのっていた漁師なので今でもパワフル!沖に浮かぶ島にある洞窟をくぐり抜けて湾の外へ出るワクワクドキドキの大冒険ツアー。安定性のある船ですので、初めての方でも安心。初めはフラフラしていても、だんだんと真っすぐに進みだします。潮風が本当に柔らかく感じられるスピード。さて、どのようなビックリ光景が見られるかな?親子での体験。はたして誰が一番上手に漕げるでしょうか? 【詳しくはこちらをクリックしてください】
昔からの伝統を今に伝え残す櫓漕ぎ体験。
実は日本で体験として開催しているのはここだけ!
伝馬船を操るのは櫓漕ぎの会、山本会長。
実に見事な櫓さばき…

尊ノ島のトンネルを抜けて外海へ。
尊ノ島海峡を抜けます。
シーカヤックでは毎回来ている場所。
伝馬船に揺られて見るのとは風景が違うものに驚きます。
視線の高さの違いがこんなにもあることに気付きました。

田子の船着け場に戻ってきました。
約1時間30分のツアー。
今日の乗船は近畿大学の日高先生。
Posted by 鈴木達志 at 12:00│Comments(0)
│漁師体験って面白い
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