2008年11月28日

冬の富士は耐風姿勢で安全に!

雪煙なびく富士山

西風の季節、富士山は雪煙が流れる風景を目にします。
富士山は、その独立峰の影響で、風が四方八方から襲ってくるのが特徴です。

冬富士に登っている時は風が一番の危険要素。
風は塊になってドンとぶつかってくるのです。
耐風姿勢というスタイルで、この風の塊の通過を待ちます。

アイゼンの爪を立ててふんばり、ピッケルを体の中心になるように刺し、三点で飛ばされないようにするのです。

アイスバーンになった斜面では滑落は命取り。
滑落停止技術も必要。

冬富士では、冬山技術の全てが試される過酷な山。
夏の気楽さなど微塵もない世界です。

今年も年末に掛けて冬山トレーニングに多くの山屋が訪れることでしょう。
遭難のない年になるように祈っております。

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この記事へのコメント
いつも、アイゼンの爪をヤスリで研いで行きました。

http://www.the-support.net/something/onsen/oosawa/index.html
Posted by サムシング田中 at 2008年11月30日 20:27
サムシング田中さん。
私の生まれた年に富士山ですねぇ。
八本歯だったのでしょうか?
Posted by 鈴木達志 at 2008年12月05日 21:15
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