2007年05月24日

NHK撮影○秘話(1)

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アウトドアの基礎知識(第一回)
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NHKテキストより「アウトドアの基礎知識」
NHK趣味悠々テキストの撮影裏話シリーズ第一回目。アウトドアの基礎知識です。
5月31日からNHK総合テレビ(10:30から55)で、放送されますので、テレビもチェックしてください。
テキストをお持ちの方は、ゼヒ 「ほっほう、そうであったかぃ」 とお読みいただければと・・・。

テキストの撮影とVTRの撮影は、全く別の日程で行いました。
テキストの発売が、放映日より早いので、どうしても先撮りしなければならないのです。
撮影は2月下旬から始まりました。暖かい伊豆でも、さすがに2月は「真冬」です・・・

放送は夏!つまり、この寒い時期にも夏のスタイルをしなければいけないのです。撮影直前まで、ダウンを着込んで待機・・・

カメラマンの成清さんがカメラアングルや絞りなどを調整している間は、西風ピューピューの中で準備運動していました。

「さぁ、撮りますよ」 「OK!」

ダウンを脱いで、ズボンを脱いで...夏ナツなつ...に。鳥肌をこすって落として、平然と「今日は特に暑いねぇ」という感じに・・・


ではでは、撮影の裏話や伝え切れなかったことなどを・・・
[P4]....................................................................................

”芝生”は 「黄金崎コレクションガーデン」 です。 【ここ】
バックにぼやけて写っている黄色は 「菜の花」 なんですよ。
撮影の日は、ものの見事な満開!どう処理するのかな?と思っていたら、さすが、上手に処理していますねぇ。春の花が夏っぽいイメージとなっています。
隣の女性は、私の奥様です・・・(夫婦でモデル。モデル出演料は...ありませんよ)
もちろん、お茶は熱々のコーヒーです。寒かったので、あっという間に冷めていきました・・・。
”ピクニックバスケット”に入っているおにぎりは、愛妻の手作りです。
この竹の皮の容器は、東急ハンズで以前に購入したものです。結構、何回も使っていますが壊れません。なんか雰囲気が好きなので、時々使っています。壊れるまで使い倒す予定です。


[P5]...................................................................................

”つくし”と、”ふきのとう”は私が撮影した写真です。
宇久須の畑に、これでもかっていうほどに自生しています。
ふきのとうは、ちょっと塔が立ってしまってますね。食べるのであれば既に時期遅れですね。西伊豆ではふきのとうは、2月初旬には出てきます。


[P6]....................................................................................

”二人で歩いている、山道”、宇久須の里山なんです。 【ここ】
結構、山深く見えますが、下は民家があります。この道は近所の方が、タケノコ採りの時に使うだけ。そのまま、登っていくと西伊豆山稜線まで抜けることができます。ただし、獣道しかありませんけど・・・。
この日、撮影中にカメラマンの成清さんが崖から落ちてしまい捻挫・・・急遽、宇久須の医院に直行。
レントゲンまで撮って、骨には異常なし・・・良かったです。
必然的にカメラマン負傷のため、撮影は中止となりました。それが、我が家での宴会スタートの合図でした。テキスト撮影クルーは、4名。明日大丈夫かな?と言うくらいの飲み方で、夜は更けていったのです...。

”川の読書”の写真、気持ちよさそうでしょ? 【ここ】
仁科の大沢里集落の手前の、仁科川の河原での撮影です。
気温は13度!水温は・・・。なにせ沢水ですから、ご想像ください。はじめ痺れていた、足の感覚は最期には無感覚に。
「表情が寒そうです」とNGを出されました。
「あたりまえだっちゅうの!」


[P7].....................................................................................

”サーフィン”は、波が立たない...安良里の坂本海岸です。 【ここ】
P121の写真を見てください。
「うっひょー冷た~い」という感じが伝わると思います・・・ね。地元のオジサン、オバチャンがギャラリーに。 「何してんだ?」 「寒いのに頑張るねぇ」・・・
このウェットは、肩部分、太もも部分は動きやすいように薄いナイロン生地なのです。つまり保温性はゼロ。水の浸入は当たり前です。真夏用のウェットなのでした。フルスーツで入りたかったんですけどねぇ・・・撮影時間は30分。ウェット脱いだ後、着替えると生き返りました・・・トホホ

”山歩き”は、仁科の渓谷沿いの巻き道。横は滝です。 【ここ】
P105の写真と同じ格好ですね。山歩きではなく、沢歩きの途中での撮影なのでした。パンツは膝下はビショビショで、靴は沢登り専用のシューズを履いていたりしてます(笑)。

”釣り”は、安良里の対岸の防波堤です。 【ここ】
船で行く以外に、道は無いのです。対岸に見えているのが安良里の集落。この場所、垂らすとすぐにメジナが食いつくので、釣りというよりは、漁に近いんです。釣れ過ぎるのも面倒くさいんですね。殆ど、というより全く人が近づかなくて、魚たちも警戒心ゼロなんでしょう。この撮影が、この日最後の撮影シーンだったのもあって、撮影終了後はNHKクルー全員、釣り三昧でした。初めて釣りをするスタッフは大喜び!この晩の宴会料理は、「メジナの唐揚」・・・でしたっけ。


[P8]....................................................................................

”区画サイト”は「オートキャンプ銀河」。 【ここ】
この写真に写っている奥の部分が、テレビでも使ったサイトです。間違いなく一等地ですので、もし銀河へキャンプに行かれるのであれば、お奨めですよ。管理人さんにNHKで使ったサイトに張りたいんですけど・・・と言えば、案内してくれますよ(込んでいる時期はだめですよ!)。

”フリーサイト”は、松崎の小杉原キャンプ場です。 【ここ】
一番、奥のサイトで、一番の高台にあります。見晴らし最高、このサイトだけ独立。つまり横には誰も張れません。展望独り占め、煩わしさなし。お奨めですね。ただしトイレ遠いですよ。酔っ払っては、チトきついので、のん兵衛さんはご注意を。
ここでP15からのタープ設営を撮影しました。下見の時期には、木々が丸枯れ状態でしたが、撮影時に合わせるように新芽が出てくれて、良かったです。でもよく見てみると、芝が枯れてたりして・・・土手の斜面にはふきのとうが群生。たらの芽もいっぱいでした。時期が早いのか、 Nobody camp!


[P9]....................................................................................

”コテージサイト”は雲見オートキャンプ場です。 【ここ】
このキャンプ場は、なんといっても露天風呂からの展望が最高です。P11の露天風呂ですよ。本来は富士山があるはずなんですけれど・・眼前は駿河湾、烏帽子山や富士山がしっかりと顔を出して湯に浸かりながらリラックスできます!サイトは赤い軽石が敷かれており排水や、睡眠時の背中の柔らかさもグッドですね。キャンプ場までの道は急坂かつ細いので慎重に。

”トレーラーハウス”は、銀河キャンプ場です。キャンプ教室の際に泊まらせていただきました。実に快適です。初めてのキャンプで不安な方。急な天候悪化の際に止まってみてはいかがかと思います。なんせ、エアコン完備。お金に余裕があるかたの、ご利用お待ちしております.....


[P10]...................................................................................

”管理事務所”&”売店”&”炊事場”は雲見オートキャンプ場。ちょっとした鉢植えが置かれていたり・・・管理人さんのセンスを感じさせてくれます。


[P11]...................................................................................

”露天風呂”は前述の雲見。絶景かな、絶景かな。

”トイレ”、”洗面所”、”シャワー”も雲見です。清潔感は特筆すべきものがあります。女性には優しい洗面所。洗浄機付き、つまりはウォュレットのこと。これなら若き女性でも大満足。キャンプdeデートってプランも大丈夫ですね。
洗浄機なんて普通、使わない言葉ですよね。これには理由があって、それは 「NHKさんはメーカー名は使えない!」 のです。って。結構有りますよ、普段何気なく使っているもの。そうして見るとテキストでも、「えっこんな表現て変?」という記述が多く出てきますよ。思い切り修正されましたからね。

”コインランドリー”と”AC電源”は銀河キャンプ場。1泊2日なんて短期キャンプでは使わない施設なんですけど長期キャンプにもなると、無くてはならない・・・ものです。1週間、2週間キャンプ生活していると、丸一日、洗濯日和なんて日も作ったりして過ごしますし・・・。


[P13]....................................................................................

”ガイドブック”は撮影スタッフが用意してくれました。時期が早くて、あまり種類が売っていなかったようです。例年、連休前頃から各出版社から発売されます。どれも同じような内容ですので、買う時には、自分が行きたいエリアが掲載されている者を選ぶことがポイントです。全国なんて、使わないでしょ?エリアを絞ったタイプの方が、詳しいデータが記載されていますので。

”i-mac”、今は我が家の倉庫に眠っていますzzzzz。あとパープルのmacもありますが、こちらもzzzz~。DTP制作やWEBでの確認用に「PowerMac G4」に頑張ってもらってます。よーく見ると、実は「雲見キャンプ場」が表示されているんです。


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この第一回のテキストでは、私のアウトドアに対する考え方や、触れ
合い方など思想、というかコンセプトを書かせていただきました。
キャンプだけではなく、もっと広い意味でのルール&マナーなんての
も書いてあります・・・
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次回は、「デイキャンプに行こう」 です。

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