2011年02月10日
宝泉寺の宝物。真言宗の名残の不動明王象

戸田の宝泉寺。
プチャーチン提督の居室として有名です。
今回、ご住職に説明いただいて御邪魔してきました。
実は、宝泉寺は昔、真言宗だったのだそうです。
その時の名残がしっかりと伝え残されていました。
不動明王の石仏、忿怒の形相かと思いきや、それほどでもない御尊顔。

こちらの不動明王は火炎光背が独特な形です。
風で炎が横にたなびいているように見えます。
今にもすっくと立ち上がりそうな御姿です。

こちらは弘法大師空海の座像です。
石像は意外に少ないと思います。

薬師三尊立像です。
薬師如来を中心にして左に日光菩薩、右に月光菩薩。
永禄三年(1560)の武田氏の祈願札があり持仏と言われています。
とても珍しい宝物が置かれていました。
教育旅行であればご住職からの御法話があれば完璧。
どうぞ宜しくお願いいたします。
Posted by 鈴木達志 at 16:18│Comments(0)
│戸田情報
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